ダーツで自分に合ったスタンス(立ち方)を間違うと上達は見込めない!?

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皆さんはダーツを投げる時どんなスタンス立ち方)をしているでしょうか?

そしてそのスタンスは自分で考えて作ったものですか?それともダーツを投げていて自然とそうなったものでしょうか?

中にはダーツを始めた頃に誰かに教えてもらった立ち方でそのままやっているという方もいるでしょう。

ただ立ち方と言ってもダーツにおいてスタンスは大変重要なものです。自分に合ったスタンスをとる事で劇的な成長が見込めるので1度よく考えてみましょう。

とは言っても重心は?場所は?などなど「わからないよ」って方に向けてここでは

  • スタンスの種類とメリット・デメリット
  • 自分に合ったスタンスの作り方

の2つに分けてご紹介していこうと思いますので、是非ご覧ください^^

ダーツのスタンスとは

ダーツには大きく分けて3種類のスタンス(立ち方)があります。

この3種類のスタンスは「これが正解!」の様なものは無く、プロのダーツプレイヤーを見てみても様々です。

基本的にはそれぞれ自分に合ったものを選ぶ形になるのですがここではスタンスの「種類」についてメリット・デメリットも合わせて見ていきましょう。

自分の立ち方のメリット・デメリットを、しっかり理解する事で安定したスタンスを作っていけるんですね^^

オープンスタンス

まず1つ目は「オープンスタンス」です。

このスタンスはスローライン・ダーツボードにまっすぐ向いて立つスタンスですね。

※スローラインとは、ダーツを投げる際に目印になる線の事を言います。

このスタンスを採用しているプレイヤーは少ないといった特徴があります。

↑画像の様に両足を並べて、まっすぐ立つ場合もありますが

右投げの場合右足だけまっすぐで、左足は後ろに流すのが一般的でしょうか。

「オープンスタンス」のメリットは「楽に投げられる」という所ですね。

ダーツにおいて楽に投げられるというのは重要で長時間プレイしていても疲労が少ないのは大きな武器と言えるでしょう。(疲労によるパフォーマンスの低下を抑える事が出来る。)

デメリットとしては「狙いにくい」点ですね。

狙っている場所・目・肩・肘・構えたダーツを一直線で維持するのが難しい為にターゲットが狙いにくいというデメリットがあるんですね。

また直立した姿勢の為、ボードとの距離が一番長くなるスタンスですね。

スタンダードスタンス

次は「スタンダードスタンス」を見てみましょう。

このスタンスはスローラインに斜めに足を置いて比較的、楽な姿勢で構えるスタンスです。

多くのプレイヤーに採用されている万能型である事から「スタンダード」と呼ばれているんですね。

画像の様に自然な形で足を開くのが一般的です。

実際にスタンダードスタンスで立ってみるとこんな感じ。

スタンダードスタンスのメリットは何と言ってもダーツボードに近づいて投げる事が出来るという点です。

前足に重心を置く事で上半身を前に出して構える事が出来るんですね。足の向きも自然な形なので、体に無理な力が入らずにダーツを投げる事が出来ます。

デメリットは再現性の「低さ」でしょうか。

足を斜めにセットするために、毎回同じ場所に同じ角度で立つ事が難しいんですね。

また前足に重心を置いて前傾姿勢で構えるというのも「毎回同じ」を作り出すのが難しいです。

(疲労などによって前傾出来る角度が変わってくる等)

クローズドスタンス

最後はクローズドスタンスを、ご紹介しましょう。

スローラインに対して真横・平行に立つスタンスです。

実は最も安定した投げ方が出来るスタンスなんです。

基本的には前に出している足に重心を置いて、前傾する事でボードに近寄って構えます。

クローズドスタンスのメリットは何と言っても再現性の高さです。

毎回同じ立ち位置を安定して続ける事が出来るというのは同じ動作を繰り返すダーツにおいて心強い武器になります。

また、かかと・腰・肩・肘・ダーツを構える手・ターゲットを一直線に置く事で安定して狙いやすいというメリットもあるんですね。

デメリットとしては、体に無理な力が入りやすいという点でしょうか。

下半身は真横なのに対して上半身はターゲットの方向を向くので、ねじれが無理な力をかける可能性があるんですね。

このスタンスを選んで間もない・慣れるまでは体の疲労は他スタンスより大きいと思います。

自分に合ったスタンスとは?

自分に合ったスタンスとは結局、自分が無理なく毎回同じ事を出来るのはどのスタンスか?という事なんですね。

どんなに理屈で固めてスタンスを選んでも自分の体が受け入れられなかったら何の意味もないんですから。

スタンスを選ぶのは最低限

  • 重心の意識
  • 再現性(毎回同じ行動が出来るか)

これだけを考えて選びましょう。

多少はしょうがないとしても、ダーツを投げるたびに体に無理な力をかけるスタンスは安定しません。(無理にふとももや腰をねじっている状態 等)

なので実際に自分でスタンスを試してみて、「合ってる」と感じるものを採用して問題無いんですね。

例としては

オープンスタンスで数ラウンド投げてみる。

徐々にスタンダードスタンスに変化させていきます。

最終的にはクローズドスタンスまで変化しきったら改めて自分が楽だったスタンスを選んでみて下さい。(重心の意識と再現性も考えながら、ちょうどいい落としどころを見つけましょう。)

「スタンスに絶対的な正解はありません」プレイヤーの数だけスタンスがあります。

このスタンスじゃなきゃ上手くなれないといった事は考える必要が無いので自然にスタンスを選びましょう。

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記事監修者
名前:斎藤はじめ

ダーツ歴10年。最高レーティング(rt)16。最高カウントアップ1200点パーフェクト達成者。クリケットよりもひたすら1501をプレイし続けたい性格。
ダーツを初めて2ケ月足らずでAフライトに到達。「センス良いですね」と言われるが、当時は1日8時間練習をしていたからセンスとか関係ないです。

ダーツ上手くなりたいって人は沢山いるが、センスが無くても練習量だけで上手くなれます。必要なのは熱意。ダーツで上達したいならとにかく毎日投げ続けるのが最短で上達する秘訣です。

ダーツバーでの勤務経験は4年ほどあり、そこでプロとして勤務し、100人以上のダーツプレイヤーを輩出。所持しているバレルの数は500を超えるバレルマニアでもある。ダーツプロに沢山友人はいるが、自分は教える方が得意。